マラセチア皮膚炎(癜風・マラセチア毛包炎)
マラセチア皮膚炎(癜風・マラセチア毛包炎)
マラセチアは、私たちの皮膚にもともと存在している真菌(カビ)の一種です。
普段は問題を起こしませんが、汗や皮脂が増える夏場などに増殖し、皮膚症状を起こすことがあります。
代表的な病気が癜風(でんぷう)とマラセチア毛包炎です。
癜風では細かな皮むけを伴うことがあり、かゆみは少ないことが多いです。 一方、マラセチア毛包炎では、同じくらいの大きさの赤いブツブツが多数みられ、かゆみを伴うことがあります。
癜風やマラセチア毛包炎は、皮膚の症状や分布を確認して診断します。
必要に応じて、皮膚の表面を少量採取し、顕微鏡でマラセチアを確認する検査を行います。
治療の基本は、マラセチアの増殖を抑える抗真菌薬です。
マラセチア毛包炎はニキビによく似ていますが、原因が異なるため、一般的なニキビ治療だけでは改善しないことがあります。
また癜風では、治療によって菌がいなくなっても、茶色や白っぽい色だけがしばらく残ることがあります。
色が元に戻るまで数週間~数か月かかることもあり、「色が残っている=治っていない」とは限りません。
マラセチアは皮膚にもともと存在する常在菌のため、一度治っても汗や皮脂が増える季節に再発することがあります。
汗をかいたまま長時間過ごさず、皮膚を蒸れにくくすることが大切です。
菌を落とそうとして皮膚を強くこする必要はありません。 洗いすぎると皮膚のバリア機能を傷つけ、かえって湿疹などの皮膚トラブルにつながることがあります。
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