私は世田谷区で生まれ育ち、この街で医師としての歩みを重ねてまいりました。子どものころから慣れ親しんだ地域で、皆さまの健康を支えるクリニックを開院できることを大変うれしく思っています。

皮膚の悩みは、かゆみや湿疹、にきび、乾燥やシミなど、誰にとっても身近なものです。私はこれまで大学病院で皮膚科専門医として研鑽を積み、皮膚炎と腸内細菌の研究で博士号を取得しました。また、乾癬やアトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤治療など、難治性疾患に数多く携わってきました。こうした経験を、地域の皆さまの診療に活かしたいと考えています。

皮膚科の診療はとても幅広いものです。訪問診療の場面では、うっ血した足や褥瘡を丁寧に洗浄しながら治療により患者様の苦痛を和らげることにやりがいを感じています。
美容診療では、たった一つのシワに髪の毛ほどの細い針で向き合い、自然な変化を生み出す繊細な施術に喜びを感じます。どちらも私にとって同じくらい大切で、使命感を持って取り組んでいる診療です。

診療にあたっては、処置の際には痛みをできる限り減らし、必要に応じて麻酔を使用するなど、恐怖や不安を与えないように心がけています。

また、診療の主体は患者様ご自身です。「前の治療を続けたい」「ステロイドを減らしたい」「治療方針を変えたい」といったご希望を尊重し、医学的なガイドラインと最新のエビデンスを踏まえながら、一緒に最適な治療を考えてまいります。
さらに、従来の治療で十分な効果が得られないアトピー性皮膚炎・乾癬・蕁麻疹に対しては、注射治療やエキシマライトといった、専門性の高い先進的な治療もご提案可能です。

そして美容医療においては、銀座で美容皮膚科院長を務めた経験を活かし、痛みやダウンタイムが少なく、効果がしっかりと感じられる施術をオーダーメイドでご提供いたします。

赤ちゃんから大人まで、世代を問わず安心して通える「地域のかかりつけ皮膚科」として、皆さまのお肌と笑顔に寄り添い続けたいと思っています。
「ここに来てよかった」と思っていただけるようスタッフ一同努めてまいります。どのようなお悩みでも、どうぞお気軽にご相談ください。