スキンタッグ(首の小さいいぼ)
スキンタッグ(首の小さいいぼ)
首や脇に、いつの間にか小さないぼが増えてきました。痛くはないけれど、見た目が気になります…
それはスキンタッグと呼ばれることが多いいぼかもしれません。保険診療や自費診療で、状態に合わせた治療ができます。気になる場合は、早めに相談してくださいね。
スキンタッグは、皮膚科で「軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)」と呼ばれる、首やわきの下、胸元などによく見られる小さな柔らかい良性のいぼです。
首、わきの下、胸元、まぶた、股など、皮膚がこすれやすい部位に多くみられます。
医学的には良性腫瘍であり、放置しても命に関わることはありませんが、
といった理由で治療を希望される方が多い疾患です。
スキンタッグの正確な原因は完全には解明されていませんが、以下の要因が関係していると考えられています。
年齢とともに発生率が高くなることが知られています。40代以降に多く見られます。
皮膚の弾力や線維組織の変化により、隆起が形成されやすくなります。
首、わきの下、胸元など摩擦が起こりやすい部位にできやすいです。
衣服やアクセサリーの擦れが、スキンタッグ形成の引き金になることがあります。
家族にスキンタッグが多い場合、自分も発症しやすい傾向があります。
肥満や糖尿病、インスリン抵抗性との関連が報告されており、生活習慣が影響することもあります。
妊娠中や体重増加時など、ホルモンの変化や代謝の変動が影響することがあります。
これらは皮膚の成長や線維組織に作用し、スキンタッグの発生を促す可能性があります。
多くの場合、視診のみで診断可能です。
形や色が典型的でない場合や、悪性疾患が疑われる場合には、必要に応じてダーモスコピー、皮膚生検などを用いて慎重に判断します。
美容的な悩みや摩擦による不快感がある場合には皮膚科での治療が可能です。治療方法は、スキンタッグの大きさ・数・部位・患者様の希望に応じて選択されます。
液体窒素治療は、ウイルス性いぼなど保険適応となる場合に行います。
スキンタッグなど良性のいぼでも、状態によっては保険診療が可能なケースがあります。
切除治療は、短時間で終了し痛みは最小限です。
小さいいぼであれば、診察当日に治療が可能な場合もあります。
スキンタッグは皮膚の問題として現れますが、背景に肥満や代謝異常が関与していることも少なくありません。
代謝や血糖管理など、皮膚以外の観点からの評価が有用と判断される場合には、連携する糖尿病内科と協力しながら、総合的な対応をご提案することもあります。
| 保険診療(液体窒素治療) | 1回の処置:約700円(3割負担の場合) ※初診料・再診料などは別途かかります ※いぼの種類や状態により、保険適応の可否は診察時に判断します |
|---|---|
| 自費診療(いぼカット) | 1か所:1,100円(税込) 10か所:15,000円(税込) ※大きさや部位、数により治療内容が異なる場合があります |
いぼの種類や状態によっては、液体窒素による保険診療が可能な場合があります。診察のうえ、適切な治療方法をご提案します。
良性のいぼであれば、医学的に問題となることは少ないですが、増えたり引っかかったりする場合は治療をおすすめします。
一度切除した部位に再発することは少ないですが、体質により別の場所に新しくできることがあります。
局所麻酔を使用するため痛みは軽度です。小さいいぼの場合、傷跡はほとんど目立ちません。
状態によっては、診察当日に治療が可能です。
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